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【年頭所感】地域再稼働とGo Toトラベル後を見据えたお宿さま伴走に注力 ゆこゆこホールディングス株式会社 代表取締役社長 徳田 和嘉子

 新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。2021年6月30日より代表取締役社長に就任し、代表として初めての年始となります。

 新型コロナウイルス感染症に罹患された方とそのご家族に対して心よりお見舞い申し上げるとともに、昼夜を問わず最前線で対応されている医療従事者、関係者の皆さまに感謝を申し上げます。

 緊急事態宣言の明けた昨年10月から全国を回り、お宿さま、自治体の観光課・観光連盟、地域金融機関等と会話を重ねて参りました。感染対策を徹底しながら県民割に対応し、併せてGo Toトラベルの再開に向け、宣言中に一度絞っていた人財を呼び戻し準備に奔走なさっている現状を深く理解いたしました。感染状況による予約需要の緩急も相成りどうしてもコストが嵩んでしまうご実情がある一方、割引に慣れたお客さまが果たしてGo Toトラベル後にも戻っていらっしゃるのか、お宿さまが頭を悩ませていらっしゃるご様子がよく伝わって参りました。

 当社は、昨年は780万人いる会員に向けた情報誌についてAI分析を用いながら見直しを行い、特に宿泊に熱心なコアユーザーの方々に単価を下げずにアプローチする方策を様々に試し、手応えを感じております。機動力のあるプロモーションを行うため、予約が入って初めて発生する成果報酬式での広告宣伝費を含めて一括して手数料として頂いておりますので、その点もさらに磨きをかけて参りました。
 2022年を迎えるにあたり、お宿さまに申し上げたいのは、Go Toトラベルの後もインバウンド需要はしばらく消失いたしますので、Go Toトラベルが終了するまでの間に先々を見据えて、国内で平日に稼働できる方、即ちシニアの個人旅行の方々がお好みになる宿泊プランや適正価格、宿体制を徹底的に考え抜き、準備しておきませんかというご提案です。当社はこの点におけるお宿さまのご相談相手として圧倒的な強みを持っていると自負しております。
 また、自治体の観光課・観光連盟の皆さまには、時機を捉えたPR、即ちシニアがお好きな名所・旧跡の見直しを提唱いたします。手垢がついているとお感じになるかもしれませんが、Go To後の景色を考えたとき、シニア世代の心に響く定番観光が最も力を発揮すると予見しております。
 当社は本年が国内観光復興の勝負の年と捉え、関係者の皆さまと共に中期的な地域の再稼働を実現して参ります。

 昨年は、経営理念として「おとなの毎日に、愉しみを。」、行動規範として「いい会話をしよう。」を再策定し、連動する形でSDGsを議論し、社員一丸となって取り組んで参りました。5月には外出自粛を余儀なくされているお客さまに予約不要・会話専門の「旅のおしゃべりダイヤル」を1か月の期間限定で開通し、多くの方からお電話をいただきました。創業当時よりお電話でお客さまと会話をしながら予約ができることを強みとした当社ならではの取り組みであったと共に、お一人おひとりのあたたかな旅の想い出をお聴きして、一同、感涙しておりました。

 コロナ禍の夜明けを待つお宿さまがいらっしゃること、会員の方々が旅でゆっくりされることを心待ちにされていること。それらに想いを馳せながら、これからも皆さまと会話を重ね、「おとなの毎日に、愉しみを。」ご提供し、地域振興と高齢社会に貢献して参りたいと存じます。

 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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